布施工業
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月別アーカイブ: 2025年7月

布施工業の基礎講座

皆さんこんにちは

布施工業の更新担当の中西です

 

さて今回は

雨の日の基礎工事はどうしてるの?

~現場は“止める判断”も仕事のうち!~


今回は多くの方からよく聞かれる、「雨の日の基礎工事ってどうするの?」という疑問にお答えします。

外仕事が中心の基礎工事にとって、天候の影響はとても大きな課題。
特に雨の日は、作業の進行や品質に直接関わるため、慎重な判断が求められます。


■ 雨=中止?必ずしもそうではない!

 

たしかに、雨が降ると「工事はできないんじゃないの?」と思われがちですが、実際の現場では天気と向き合いながら、“できる作業”を見極めて進行しています。


■ 基本は「中止」または「調整」が鉄則!

 

◉ コンクリート打設は慎重に

コンクリートは雨に非常に弱い素材。
打設中に強い雨が降ると、表面が荒れたり、強度不足を招くおそれがあります。

そのため、
事前に天気予報をしっかり確認
必要であれば工程を変更・延期
といった判断が欠かせません。これは、現場監督の腕の見せどころでもあります!


■ 雨でもできる作業もある!

 

天気が悪くても「何もできない」というわけではありません。
以下のような作業は、雨でも進められる可能性があります。

◉ 資材の整理・点検

濡れると使えなくなる資材や工具を適切に管理・移動しておくことで、後の工程がスムーズになります。

◉ 型枠の補修や準備作業

型枠のズレや破損を確認・補修する作業は、雨でも可能。次の打設作業の品質を保つうえで重要です。

◉ 鉄筋の組立(※簡易養生があれば)

仮設の屋根やビニールシートを使えば、軽度の雨でも鉄筋組み作業ができる場合があります。


■ 「止まる=サボる」じゃない!

 

外から見ると「工事が止まっている」ように見えても、それは安全と品質を守るための大切な判断
雨の日に「何ができて、何をすべきでないか」を判断し、段取りや準備に回ることこそが、プロの現場対応です。


■ まとめ:現場は「天気」との知恵比べ!

✅ 雨の日は“止める判断”も重要な仕事
✅ 雨でも進められる作業を見極める判断力が求められる
✅ 品質・安全・効率のバランスをとりながら柔軟に対応!

布施工業の基礎講座

皆さんこんにちは

布施工業の更新担当の中西です

 

さて今回は、

基礎工事に必要な資格とスキルって?

~現場のプロになるための第一歩!~


建築や土木の仕事に興味がある方の中には、「基礎工事をやってみたい!」という方も多いのではないでしょうか?
建物を支える“見えない主役”ともいえる基礎工事には、専門的な技術と知識、そして現場で活きるスキルが必要です。

今回は、基礎工事に携わるために必要な資格身につけておきたいスキルを、わかりやすくご紹介します!


■ まずは知っておきたい!基礎工事に役立つ資格一覧

 

◉ 土木施工管理技士(1級・2級)

現場全体を監督・管理する立場を目指すなら、必須の国家資格です。
施工計画、安全管理、品質管理などを行うために必要な知識が身につきます。

◉ 車両系建設機械運転技能講習

バックホー(ユンボ)やブルドーザーなど、重機を操作するために必要な資格。
整地や掘削、地盤の締固め作業に不可欠です!

◉ 玉掛け技能講習・小型移動式クレーン

重い資材や型枠などを吊り上げたり、移動させたりするための資格。
クレーンとの連携作業が多い基礎工事では、安全な作業の要になります。

◉ 鉄筋施工技能士・型枠施工技能士

基礎部分の強度や形状を整える上で、職人技が問われる分野
資格を取得することで、スキルの証明になり、現場でも信頼を得やすくなります。


■ 資格だけじゃない!必要な“力”やスキルとは?

 

✅ 段取り力(=現場力の基本)

材料の準備、工程の把握、重機の手配…すべてを段取りよく進めることが、基礎工事ではとても重要です。
「何を、いつ、どうやるか」を常に先読みするスキルが求められます。

✅ チーム力(=コミュニケーション)

基礎工事は、一人では決してできない仕事
周囲との連携や声掛け、安全確認をしながら、一つの工程を協力して進めていきます。

✅ 体力・持久力(=すべての土台)

夏の炎天下や冬の寒さの中でも、正確な作業が求められるのが基礎工事。
「健康管理」も含めて、自分の体をしっかりとケアできる人が、長く活躍できる現場人です。


■ まとめ:一歩踏み出すために、今できること

 

基礎工事に興味があるなら、まずは「体験してみる」「見学する」「現場で働いてみる」ことが一番の近道。
資格取得のサポートを行っている企業も多く、未経験からプロを目指すことも可能です。

基礎があるから、建物が建つ。
 あなたの手で、“未来の土台”を作ってみませんか?